一口馬主を始めたきっかけ

ブログを始めることにしました。
一口馬主を始めたきっかけは、レッドリヴェールの活躍です。
それまでも一口馬主自体は知っていたけれど、自分には遠い存在のような気がしていました。

 

それが、馬券もハズレ続けるし、それなら(8着まで賞金が出る)一口馬主でもやった方がまだ良いんじゃないかと思い立ち、東京サラブレッドクラブの資料を取り寄せたのがきっかけです。
そこで募集されていたのが、レッドリヴェールでした。
2012年のことですね。

馬体を見るのは素人でしたし、今でも拙いですが、素人目にも良く見えたし、何より血統が良いなと思いました。
自分なりに研究して、ステイゴールド産駒(というか、サンデーサイレンス系?)の成功パターンにぴったり当てはまっているな、と。

ただ、懸念は牝馬であるということでした。
当時ステイゴールド牝馬は牡馬に比べて大物は少なく、本当に活躍するのか?
というような疑念がありました。

一口4万円は手軽に出資できる金額だし、一瞬出資を考えたのですが、迷いに迷って見送りました。
1年後、レッドリヴェールはG1馬になりました。
悔しくて悔しくてたまりませんでした。

そして、すでに一口をやっているネット上の競馬仲間の影響も受け、「自分もどうにかして、一口馬主になれないだろうか?」と考え、馬を探しました。

候補は何頭かいました。
もう12月だったので、その時点で自分の好みの血統の馬は4頭くらいしか残って居ませんでした。
1頭目はキャロットのルージュバック。
2頭目はユニオンのプラチナコード。
3頭目が友駿のヴァンガードシチー。
4頭目がロードのルアンジュでした。

自分の資金力を考えると複数クラブは掛け持ちできないし、選ぶクラブは1つだけと決めていました。
だから、悩みに悩みました。

ルージュバックはその後の活躍が目覚しく、今思うと全力で行っておくべきだったのかもしれませんが、当時の自分にはそこまで見抜けませんでした。買うなら、2口(200分の1)くらいまでだろうなと。

ヴァンガードシチーは体重が既に重いし(確か管囲も太くて)、脚元や競争能力が心配でした。
シンボリクリスエス×スペシャルウィークという血統は、芝でこそ、と考えたからです。

ルアンジュは、これも複数口行くような馬には見えず、かと行って当時暮れの時点で残っていた他の馬にも出資する意欲はわきませんでした。

そこで、当時の自分はユニオンのプラチナコードを選びました。


血統も魅力的だったし、「芝馬をご希望の方はご遠慮願いたい」という生産者のコメントにも惹かれました。
また、育成がサクセスブロッケンやラブミーチャンらを手がけた、小国スティーブルという点も魅力的でした。

唯一不安だったのは、母のホワイトメロディや同じ母系出身のミレニアムバイオが屈腱炎を発症して引退しているという点でしたが、素人なりに馬体も研究して、歩様やバランスを確認して、「問題ない」と自分が確信を得たところで出資を決めました。

出資口数は2口(100分の1)でした。

 

こうして、私の一口馬主生活がスタートしました。