青葉賞はゼンノロブロイとディープインパクト産駒
青葉賞はゼンノロブロイ産駒とディープインパクト産駒が5着までを占めましたね。
勝ったのはディープ産駒のヴァンキッシュラン。
トーセンの冠名でお馴染みの島川さんの馬ですね。
冠名はこの世代からやめたみたいですが。
2着はゼンノロブロイ産駒のレッドエルディスト。
一口クラブの馬が、見事2着をGETです。
1800万円の400口募集(一口4.5万)でこの活躍は見事としか言いようがないですね。
ゼンノロブロイ産駒は過去に何頭も馬券になっています。
16年2着レッドエルディスト new!
15年2着タンタアレグリア
12年3着ステラウインド
10年1着ペルーサ
10年3着ハートビートソング
今後も青葉賞にゼンノロブロイ産駒が出走してきたら注目かもしれませんね。
ディープインパクト産駒も12年の2着、13年の1着3着、14年に2着3着と好相性の血統です。
今回も1、3着。
出走頭数が多い血統で選別が難しいですが、今回2番人気で4着のプロディガルサンは骨膜炎で5ヶ月半の休養明けで賞金も足りてますから、絶対視は危険でしたね。
5着のメートルダールの敗因は、距離でしょうか。
今回1-3着の馬には2200m以上のレース経験がありますからね。
13年以降に3着以内になった12頭には、全て2200m以上で3着以内になった経験があります。
強豪揃いのG2で、いきなり600mの距離延長は、少し厳しかったのかもしれません。
過去に共同通信杯から馬券になった例もありませんから、ローテも影響しているのかもしれませんね。
参考データ(前走)
青葉賞と相性の良いレースは?
皐月賞(G1)0-0-1(6/7)
弥生賞(G2)3-1-1(4/9)
毎日杯(G3)5-3-3(12/23)
共同通信杯(G3)0-0-0(4/4)
すみれS(OP)1-1-1(6/9)
大寒桜賞(500万下)0-3-1(1/5)
ゆりかもめ賞(500万下)0-1-1(1/3)
山吹賞(500万下)3-2-1(24/30)
ゆきやなぎ賞(500万下)0-0-1(6/7)
500万下(平場) 0-2-3(39/44)
※2016年の成績を含む
弥生賞組と毎日杯組は当然好成績。
皐月賞からわざわざこちらへ回ってくるような馬の成績はイマイチ。
大寒桜賞組が健闘していて、回収率も高い。
山吹賞は複勝率は低い(20%)が、回収率はまずまず。
ゆきやなぎ賞は複勝率も回収率も低い。
天皇賞(春)の血統予想 2016年出走馬全頭診断
天皇賞(春)を研究する為に、過去30年間を検証してみました。
馴染みの血が何度も馬券に絡む
30年を振り返ると、リピーターの多いレースだということがわかります。
近年目立つ血はステイゴールドとトニービンの血(ハーツクライ、ジャングルポケット等)ですが、その他に目立つ血といえばステイゴールドにも含まれるノーザンテーストの血、それからメジロティターン(トウルビヨン系、主にパーソロン)、サッカーボーイ、リアルシャダイ、ミルジョージ(ミルリーフ系)、ブラッシンググルーム(レッドゴッド系)。
他にノーザンダンサー系で目立つのはニジンスキーとリファール。特に、唯一ディープ産駒で馬券になった馬はトーセンラーで、この馬にはリファールのクロスがあります。これは、ディープの全兄ブラックタイドを父に持つ、キタサンブラックを買う上でも参考になりそうですね。
侮れないリボーの血
他に地味に散見されるのは、ヴァイスリージェントの血とリボーの血、それからサドラーズウェルズの血でしょうか。特にリボーの血は直接的では無い物の、他の血に紛れてかなり影響を与えている可能性があります。デインヒルやマンハッタンカフェ、ブライアンズタイムやアレミロードにも含まれていますし、アルナスラインの母系にもリボーがあります。タフなレースだけに、大レースに強いリボーの血が覚醒するのでしょうか。トウカイトリックやスズカマンボ、エリモエクスパイア、ダイタクバートラムなどにも含まれています。過去を遡ればミルジョージの母父もリボー系です。
ちなみに間違いが無ければ、今回の出走馬でリボーの血が含まれているのは下記の6頭です。
・フェイムゲーム
・シュヴァルグラン
・アルバート
・マイネルメダリスト
・サウンズオブアース
・ゴールドアクター
ヴァイスリージェント系は?
ヴァイスリージェント(同血のヴァイスリーガル含む)の血も、過去に馬券になった何頭かに含まれています。アドマイヤジュピタとマーベラスサンデーですね。それからマーベラスサンデーの産駒のホッコーブレーヴとシルクフェイマスです。マンハッタンカフェなどもそうですが、天皇賞(春)で過去に馬券になった馬の子孫が、また馬券に絡むシステムです。
ただし、今回該当する馬は居ません。
底力のあるサドラーズウェルズ系だが、組み合わせが重要かも。
サドラーズウェルズ系は、メイショウサムソン、テイエムオペラオー、ストラタジェム(母父)、リンカーン(母母父)などでしょうか。見落としがあったらすみません。
ただ、メイショウサムソンは母父がリファール系、テイエムオペラオーは母父ブラッシンググルーム、リンカーンは母父トニービン、ストラタジェムにもトゥルビヨンの血が入っていたことを考えると、この血単体では厳しいのかもしれませんね。
人気薄には……。
これだけ色々あげていけば、さすがにどれかは馬券に絡むだろと思うかもしれませんが、近年人気薄で馬券に絡んでいる馬には、こういう天皇賞(春)に相性の良い血がてんこ盛りだったりします。
昨年7番人気で2着のフェイムゲームにはトニービンとリファール、リボー、ベルベットサッシュ(サッカーボーイの全妹)の血がありますから、まさにこれ以外ないという血統でしたし、一昨年の12番人気3着のホッコーブレーヴにもマーベラスサンデーとリファール、パーソロンの血がありますね。
12年14番人気1着のビートブラックにもトニービンとトゥルビヨン、リボー、ブラッシンググルームの血がありますし、11年7番人気1着のヒルノダムールにもリボーとニジンスキー、ブラッシンググルームの血があります。
10年3着のメイショウドンタクにも父マンハッタンカフェでリボーのクロスがありますね。
09年12番人気で1着のマイネルキッツにもサッカーボーイとリボーの血があります。
このように、人気薄で馬券になるような馬には、父系にも母系にも相性の良い血が入っていて、ミックスされている傾向があります。
07年のエリモエクスパイアなんかは母系だけにあるので(リファール、ブラッシンググルーム、リボー)、少し評価に迷いますが。
今回はCコース
ただ、さすがに評価する血が多すぎるので、ここで整理したいと思います。
整理するアイテムは、コース区分。
今回はCコースで行われるので、過去のデータをCコースで行われた天皇賞(春)に限定。
このコースで相性の良い血は、トニービン、ノーザンテースト、パーソロン、ブラッシンググルーム、などですね。そう考えたら、絞り込めます。
それでは、出走馬を分析してみましょう。
■出走馬全頭診断
1番キタサンブラック
父ブラックタイドはディープの全兄。
ディープ産駒で過去唯一馬券になったのはリファールのクロスを持つトーセンラーだけ。この馬にも当てはまる。
母父はサクラバクシンオーだが、過去の天皇賞(春)を見るとブラッシンググルームやミルリーフ系を始め、意外とナスルーラ系が健闘しているし、バクシンオーは母がアンバーシャダイの全妹で、潜在的なスタミナが無いわけではない。
期待値:70%
2番トゥインクル
父ステイゴールドは相性の良い血だが、ノーザンテーストの4×2で血を強調しすぎではないか。
ノーザンテースト直仔は多いが、多くはマイルから中距離の馬で、天皇賞(春)を勝ったのはアンバーシャダイのみ。スルーオダイナが3着に来たこともあるが、イナリワンに1.4秒差。それを考えると、強調しづらい。その他に相性の良い血も無い。
期待値:35%
3番カレンミロティック
父ハーツクライ。前年3着馬だが、過去に8歳で3着以内になった例は無い。
期待値:15%
4番トーセンレーヴ
ディープインパクト産駒だが、リファールのクロスもディープ×ストームキャットの黄金配合でもない。既に8歳。年齢で割引。
期待値:15%
5番フェイムゲーム
父ハーツクライ。前年2着馬。血統はこれ以上無い組み合わせだが、海外から帰って2戦目のローテが気になるといえば気になる。
期待値90%
6番アドマイヤデウス
アドマイヤドンにはトニービンが入っているが、それ以外に相性の良い血が見当たらない。気性的にもどうか。
期待値20%
7番ファタモルガーナ
ディープ×サドラーでスタミナはそこそこありそうだが、それ以外に目立った血は無く強調しづらい。
期待値20%
8番シュヴァルグラン
父ハーツクライで母系にはブラッシンググルームの血も。
血統的には期待要素はある。前走のダメージが少ないのも良い。懸念は母父のマキャベリアンと母母父のヌレイエフである。
期待値70%
9番トーホウジャッカル
菊花賞を勝った実力馬だが、父スペシャルウィーク以外、天皇賞(春)で強調すべき血が見当たらない。
期待値20%
10番アルバート
父父はティンバーカントリーだが、父母父にはトニービンの血が。
母父のダンスインザダークにはニジンスキーとリボーの血。
母系には他にノーザンテーストやブラッシンググルームの父レッドゴットの名前もあることから、血統的にはかなり興味をそそられる存在。
近2走はスローで持ち味が発揮できなかった。
1発の可能性はある。
期待値70%
11番タンタアレグリア
母系にニジンスキーやサドラーズウェルズの血はあるが、遠い。強調しづらい。
期待値15%
12番ヤマニンボワラクテ
強調できる血は母父のエリシオ(父フェアリーキングがサドラーズウェルズの全弟)くらい。Cコースではキングマンボ系が馬券に絡んだ例は無いし、中2週のローテも割引。
期待値5%
13番マイネルメダリスト
父はステイゴールドだが、母系にはリボー以外無し。
過去2年馬券に絡んでいないし、年齢も8歳。厳しい。
期待値10%
14番サトノノブレス
ディープ×トニービン。
菊花賞2着の実績があるも、0.8秒差。2500m以上に勝ち鞍が無い。
トニービン以外に相性の良い血も無く、強調しづらい。
期待値20%
15番サウンズオブアース
評価が難しい馬。
競争成績はステイヤーだし、母系にもリボーがあるにはあるが。
期待値:45%
16番ファントムライト
父がオペラハウスで母系にノーザンテーストもあるが……。
正直プラスアルファが欲しい。
期待値:25%
17番ゴールドアクター
母系のセダンやトサミドリにはスタミナがあるが、マナードとキョウワアリシバをどう評価するか。スクリーンヒーローにはノーザンテーストとリボーの血が入ってはいるが。
期待値:50%
18番レーヴミストラル
母系にブラッシンググルームとニジンスキー、そしてトニービンの父父にあたるKalamounの血はあるが、父がキングカメハメハなのがどうでるか。
期待値:40%
血統評価順位
1位(90%)フェイムゲーム
2位(70%)キタサンブラック、アルバート、シュヴァルグラン
5位(50%)ゴールドアクター
6位(45%)サウンズオブアース
7位(40%)レーヴミストラル
8位(35%)トゥインクル
9位(25%)ファントムライト
10位(20%)アドマイヤデウス、ファタモルガーナ、トーホウジャッカル、サトノノブレス
14位(15%)トーセンレーヴ、カレンミロティック、タンタアレグリア
17位(10%)マイネルメダリスト
18位(5%)ヤマニンボワラクテ
正直評価10位以下の馬券圏内は、期待薄かなと思います。
◎フェイムゲーム
○キタサンブラック
▲アルバート
☆シュヴァルグラン
△ゴールドアクター
印をつけるとすれば、この5頭でしょうか。
以上で個人的な血統診断を終わります。
後は、当日の馬体重とか、パドックの気配ですね。
今度出資するなら
プラチナの目処がつくまでは新規の出資はしないように決めているのですが、果たして、それがいつ頃になるのか。
正直、このやり方は失敗したかなぁと思っています。
勿論、プラチナに出資したことは後悔していないし、その行く末をこれからも見守って行きたいと思っています。
思ってはいますが、競走馬というものはそうそう順調に行くものではなく、プラチナも長期休養を余儀なくされました。
当時は1頭に集中的に出資することに、何の疑問も持っていなかったのですが、そのあたりの見通しが少し、甘かったのかなぁと今は思います。
仮に怪我が無かったとしても、1頭の馬が次のレースに使えるまでに、最低でも3-4週間はあり、待ち時間が半端なく長いわけですよね。
放牧したら、さらに長い時間になるわけです。
その待ち時間を耐えられるかという点も、一口馬主をやる上では重要なポイントになってきます。
結果が出ているならまだしも、出ていないと中々ツラいものがありますよね。
金銭的な意味だけではなく、精神的にも集中投資にはリスクが伴うということを、一口馬主を始めてから知りました。
なので、もし今度出資するときは、1頭に集中的に出資するのではなく、400口~500口募集の馬を少口、パラパラと買う方法にしようかなと考えたりします。
100口の馬1頭の場合、400口なら4頭、500口なら5頭持てるわけですものね。
実際は、社台系生産馬の場合、値段も高くなってくるので、そう簡単には行きませんが。
できれば常時10頭以上は持ちたいんですけどね。
実現できるかなぁ。
順調に成長中?
プラチナコードのCW調教のタイムが出ましたが、これ何かの間違いじゃないですよね?
2016/04/20
栗CW良 80.2 64.4 51.2 37.1 14.2 馬ナリ余力
1F毎に直すと、
15.8→13.2→14.1→22.9(2F)→14.2
ラスト3Fのうち14.2秒を引くと、22.9秒。
つまりラスト3Fのうち、最初の2Fを22.9秒で駆け抜けたということになります。
それを2で割ると、1Fあたり11.45秒!?
どのあたりを周ってきたかにもよるので単純に比較はできませんが、これまでとは比較にならないタイムで走りましたね。
これなら、最後バタバタになるのも仕方ないかと思います。
2016/02/03
栗CW稍 97.9 83.0 69.0 56.0 43.1 15.5 一杯追バテ
2016/01/27
栗CW良 84.8 68.4 53.0 40.2 12.8 馬ナリ余力
2016/01/22
栗CW不 82.4 66.8 52.7 39.5 12.9 馬ナリ余力
ちなみに、これが今年に入ってからのCWのタイムです。
比較の為に書いておきます。
米沢特別は除外濃厚
プラチナコードはいよいよダートに初挑戦!
……というところだったのですが、米沢特別は除外が濃厚ですね。
何とか平場のレースに出られれば良いのですが。
東京にも京都にも1000万下のレースがありますね。
東京は1600m、京都は1400mです。
どちらも程よい距離ですね。
それと同時に気になるのが、脚元のことです。
一昨年は中1週でレースに使った後、屈腱炎発症。
去年は中3週→中2週→中3週で、4戦目の後、5戦目に向かう途中に右前膝に骨膜炎を発症→半年休養。
今回はどこまで脚が持つのか、無事にレースを終えて、きちんと休養へ向かえるのかどうか、という点が焦点になりそうです。
この後休養までに何戦使うのかはわかりませんが、とにかく無事に行ってくれることを祈ります。
皐月賞とサドラーズウェルズの血
中山競馬場の芝は時計がとても速くてレコード決着でしたね。
そして、この条件ではやはりディープが強いということでしょうか。
エアスピネルとリオンディーズのキンカメ2頭は馬券外へ沈みましたね。
さすがにリオンディーズはあのペースでは厳しかったのでしょう。
皐月賞に相性の良いスペシャルウィークとサドラーズウェルズの血が入っていて、兄も2着だったエピファネイアなので、期待していたんですけどね。
ただ、1着のディーマジェスティにもサドラーズウェルズの血が入っているので、やはりこの血との相性が良いことは間違いないのでしょうね。
過去の皐月賞とサドラーズウェルズ系の関係
06年1着メイショウサムソン→父
07年1着ヴィクトリー→母母父
09年1着アンライバルド→母父
13年1着ロゴタイプ→父
13年2着エピファネイア→母母父
16年1着ディーマジェスティ→母母父
10年と12年は稍重の条件で行われているので、それを除くと、サドラーズウェルズ系との相性の良さがより強調されると思います。
また、オルフェーヴルの勝った11年は東京競馬場で行われていたので、除外して考えて良いでしょう。
そう考えると、(今年を含む)過去11年で中山競馬場で行われた皐月賞10レースのうち、実に半分に当たる5頭の勝ち馬にサドラーズウェルズの血は関係しているというわけですね。
良馬場に限定すると、8レース中5頭。
これは偶然という言葉では、片付けられないと思います。
ちなみに今年の皐月賞で5代以内にサドラーズウェルズの血を持つ馬は、リオンディーズとディーマジェスティーの2頭だけでした。
割とメジャーな血の割には、該当馬は少なかったですね。
そう考えると、ディーマジェスティーを買うのは、そう難しいことではなかったのかもしれません。
来年以降も、この血には注目していきたいと思います。
冬毛が抜けた
2016/04/13
栗坂良 56.0 40.2 25.7 12.9 馬ナリ余力
「冬毛が抜けて今は本当に具合が良くなっている。銭型が浮いて、体調もすごく良い。今日の動きも良かったし、順調だよ」
とのことで、プラチナコードは現在絶好調のようです。
今週は除外が確実ですが、来週は果たして出走できるのでしょうか。
福島のハンデ戦は微妙なところかもしれないですね。
でも、東京や京都にも平場ですが1000万下の番組があるので、そちらにも登録すれば出走はできそうではあります。
何にせよ、このまま無事に行くことを祈ります。