皐月賞とサドラーズウェルズの血
中山競馬場の芝は時計がとても速くてレコード決着でしたね。
そして、この条件ではやはりディープが強いということでしょうか。
エアスピネルとリオンディーズのキンカメ2頭は馬券外へ沈みましたね。
さすがにリオンディーズはあのペースでは厳しかったのでしょう。
皐月賞に相性の良いスペシャルウィークとサドラーズウェルズの血が入っていて、兄も2着だったエピファネイアなので、期待していたんですけどね。
ただ、1着のディーマジェスティにもサドラーズウェルズの血が入っているので、やはりこの血との相性が良いことは間違いないのでしょうね。
過去の皐月賞とサドラーズウェルズ系の関係
06年1着メイショウサムソン→父
07年1着ヴィクトリー→母母父
09年1着アンライバルド→母父
13年1着ロゴタイプ→父
13年2着エピファネイア→母母父
16年1着ディーマジェスティ→母母父
10年と12年は稍重の条件で行われているので、それを除くと、サドラーズウェルズ系との相性の良さがより強調されると思います。
また、オルフェーヴルの勝った11年は東京競馬場で行われていたので、除外して考えて良いでしょう。
そう考えると、(今年を含む)過去11年で中山競馬場で行われた皐月賞10レースのうち、実に半分に当たる5頭の勝ち馬にサドラーズウェルズの血は関係しているというわけですね。
良馬場に限定すると、8レース中5頭。
これは偶然という言葉では、片付けられないと思います。
ちなみに今年の皐月賞で5代以内にサドラーズウェルズの血を持つ馬は、リオンディーズとディーマジェスティーの2頭だけでした。
割とメジャーな血の割には、該当馬は少なかったですね。
そう考えると、ディーマジェスティーを買うのは、そう難しいことではなかったのかもしれません。
来年以降も、この血には注目していきたいと思います。