ヴィクトリアマイルは仮説通りの結果に

前々回、ヴィクトリアマイルはボールドルーラーの血が良いのではないかと仮説を立て、それに基づいて前回予想したわけですが、なんと1-5着までボールドルーラー馬が独占するという結果になりましたね。あまりにも仮説通り過ぎて、自分でも少々ビックリですが(笑)

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結果は▲→◎→☆で決着。

印を付けた6頭中、ウリウリ以外の5頭が上位を独占しました。

○対抗評価のルージュバックは前走落鉄した影響で、今回その辺を探りながらの調整の影響もありましたかね?

それともマンハッタンカフェ産駒はヴィクトリアマイルで3着以内に来たことがないので、その影響でしょうか。

※最高着順はブエナビスタのときのレッドディザイア(2010年4着)

 

やはり前年と同じように、今年もボールドルーラー馬が上位を独占しました。
2年続けてこの結果ということは、来年もこの説は使えるかもしれませんね。
自分用のメモとして覚えておきたいと思います。

来週はオークス、再来週はダービー。

1年のサイクルは早いですね。
プラチナもそろそろ降級の時期かー。
復帰後は500万下からの再出発になりますね。

2016ヴィクトリアマイル予想

前回の仮説を踏まえた予想です。

◎ミッキー(母父メジャーエンブレム母系要素Red God、ネヴァーベント、ボールドルーラー)
○ルージュ(左回り3戦1着2回、2着1回。ボールドルーラー6×6+Red God)
▲ストレイト(叩き2戦目4-0-1-1/6、ボールドルーラー6×7)
☆パンドラ(レインボーライン的血統。距離がどうか。イメージとしては3-6着)
×レイアー(母がボールドルーラー5×5+Red Godの血)
△ウリウリ(母がボールドルーラー4×6+Red Godの血)

消し:ショウナンアデラ(久々)、ドンキ(ボールドルーラー薄い。その他の強調材料も無し)、シュンドルボン(母がボールドルーラー7×4だが少し遠い? マイル経験も無し)、クイーンズリング(ボールドルーラー持ちだが、自身にも母系にもクロス無し)

その他のボールドルーラー持ち以外の馬→全消し

上位3頭を特に評価。

ヴィクトリアマイルはボールドルーラーの血に注目

先週のNHKマイルCはボールドルーラー的な血をもった馬が独占。
特にロードクエストに至ってはこれでもかという強調具合ですね(母父チーフベアハートが4×3、さらに自身で5×5)。
メジャーエンブレムも祖母タイトルドに、レッドゴッド、ミルリーフ、ボールドルーラーとナスルーラ的な血がてんこ盛り状態。3着馬のレインボーラインも母父フレンチデピュティにボールドルーラーがあります。※4着ダンツプリウスも母にボールドルーラーのクロス。

そして、重要なのが、昨年のヴィクトリアマイルの1-3着馬もボールドルーラー馬だということ。

1着ストレイトガール(ボールドルーラー6×7)
2着ケイアイエレガント(母父A.P. Indyが4×3の強烈なクロス)
3着ミナレット(曾祖母Conquistoが4×4)

そんなわけで、今年もボールドルーラーの血が入っている馬に注目してみます。

ちなみにボールドリーズン(Bold Reason)はボールドルーラー産駒ではないですよ。
ヘイルトゥリーズンの産駒です。
ややこしいですが。

■ボールドルーラーの入っている馬
ウリウリ(母ウィキウィキがボールドルーラー4×6)
クイーンズリング(Law Societyの母父父)
シュンドルボン(母がボールドルーラー7×4)
ショウナンアデラ(母がボールドルーラーの5×6)
ショウナンパンドラ (母父フレンチデピュティに1つ)
ストレイトガール(ボールドルーラー6×7)
スマートレイアー(母がボールドルーラー6×6)
ミッキークイーン(母父Gold Awayの母系)
ルージュバック(ボールドルーラー6×6)
レッツゴードンキ(母系を辿っていくとある)

■ボールドルーラーが入っていない馬
ウインプリメーラ
ウキヨノカゼ
カフェブリリアント
シャルール
トーセンビクトリー
マジックタイム
メイショウマンボ  
レッドリヴェール

出走馬中10頭と非常に多いですね。
馬券を買うためには、さらに精査しないといけませんが、参考にはなりそうです。
個人的にはボールドルーラーが遠い場合、他のナスルーラ系の血の手助けが必要なのかなと思っています。

そういう意味では自身にボールドルーラーのクロスが発生して、さらに母父タイキシャトルにヘイルトゥリーズンの血が2本も入っているストレイトガールの血統などは良いのかもしれません。ヘイルトゥリーズンはロイヤルチャージャー系で、ロイヤルチャージャーの祖母はナスルーラの母(Mumtaz Begum)ですからね。2年連続馬券になっていますし、血統的にも向いてると言えそうです。

ミッキークイーンも母父Gold Awayがメジャーエンブレムの母系に近い構成なので、(Never Bend、Red God、Bold Ruler)この馬の血統も非常に良いですね。

ルージュバックも前走の落鉄の影響がどこまであるのか心配ではありますが、血統的にはボールドルーラーのクロス(6×6)に加えてRed Godの血も母系にあるので、非常に良いですよ。

ウリウリ(母がボールドルーラー4×6)は、母系にRed Godとヘイローがありますね。
この辺はストレイトガール的な要素があります。

クイーンズリングには母系にリヴァーマン(その父ネヴァーベント)のクロスがありますし、サーゲイロードも入っているので、ロイヤルチャージャーの血があります。ただし、自身にも母系にもボールドルーラーのクロスはありません。

シュンドルボンは母がボールドルーラー7×4で、母母父がリヴァーマン。

ショウナンアデラは母がボールドルーラーの5×6でネヴァーベント、サーゲイロードの血。

ショウナンパンドラは先週のレインボーラインに血統構成が
似ている(父サンデー系、母父フレンチデピュティ、ディクタスとノーザンテーストの血)。

レッツゴードンキはボールドルーラーが7代前に単独存在。

武豊騎手騎乗で戦法が気になるスマートレイアーも、母がボールドルーラー5×5でRed Godの血もあるので、悪くないですね。

■ネヴァーベントの血

さらに過去10年のヴィクトリアマイルCを見ていくと、ネヴァーベントの血を持っている馬が上位に来ていることがわかります。

15年2着ケイアイエレガント(父キングカメハメハに)
14年2着メイショウマンボ(母系に)
13年2着、12年1着ホエールキャプチャ(父クロフネに)
12年2着ドナウブルー(母ドナブリーニに)
12年3着マルセリーナ(母マルバイユに)
11年1着アパパネ(父キンカメ)
11年3着レディアルバローザ(父キンカメ)
09年1着、08年2着ウォッカ(母タニノシスターに)
09年2着ブラボーデイジー(父クロフネに)
09年3着ショウナンラノビア(母父へクタープロテクターに)

ボールドルーラーの勢力に比べると、やや出現頻度は低いかなとは思いますが、参考までに該当馬を記しておきましょう。

クイーンズリング
シャルール
シュンドルボン
ショウナンアデラ
トーセンビクトリー
ミッキークイーン
メイショウマンボ
レッツゴードンキ

このうち、ボールドルーラーも持っているのは、クイーンズリング、シュンドルボン、ショウナンアデラ、レッツゴードンキ、ミッキークイーンですね。

ついでにRed Godの血も載せておきましょうか。

14年1着、13年1着ヴィルシーナ(母系に)
13年2着、12年2着ホエールキャプチャ(父クロフネに)

リピーターが過去2頭いますが、頭数自体は少なかったです。
ただ、近年に実績が集中してるので、一応注目しておきます。

今年の該当馬は以下の4頭ですね。

ウリウリ
ルージュバック
ミッキークイーン
スマートレイアー

ボールドルーラー、ネヴァーベント、レッドゴッド。
3つの血全てが入っているのは、ミッキークイーンのみです。

ボールドルーラー+αで見ると

+ネヴァーベンド

ミッキークイーン
クイーンズリング
シュンドルボン
ショウナンアデラ
レッツゴードンキ

+Red God

ミッキークイーン
ウリウリ
ルージュバック
スマートレイアー

になります。

該当馬は計8頭ですね。

さて、16年はどういう傾向になるでしょうか?

宮崎ステーブルへ放牧

プラチナコードは退院して、宮崎ステーブルへ移動することになりました!

宮崎ステーブルでは海岸で調教できるということで。

ここでプラチナの脚力が鍛えられれば良いなと思います。

2ヶ月ほど運動を休むとのことですが、トラブル無くこの期間を過ごし、順調に調教が再開できるようになることを祈っています。

今年中には帰厩できますように。

全治半年

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写真:ユニオンオーナーズクラブ(2015年4月 栗東トレセン)

プラチナコードがまたしても怪我をしてしまいました。

幸い古い骨膜が剥がれた程度で、程度としては軽いものだったみたいですが、それにしても故障が多すぎますよね。

本当に残念です。

ただ、これで落ち込まずに、色々なことを考える良い機会と捉えたいですね。

幸いなことに、手術は成功したわけですし。

復帰までに時間はまだあるし、それまでにプラチナだけではなく、自分も成長できればと思っています。

2016天皇賞(春)反省会

今年の天皇賞(春)は反省点が多すぎましたね。

まず記事の書き方。

予想は予想、血統評価は血統評価で分けて考えるべきでしたね。

評価するべきカレンミロティックを、8歳という年齢で低く見積もるという失態。

最近は高齢馬の活躍が目立ちますし、人気薄の前年3着馬の評価を下げる必要はどこにも無かったなと反省。

ただ、武豊騎手騎乗のキタサンブラックをしっかり評価できたのは良かったですし、結局2-3着もトニービンの血が入っていたので、ほぼ分析通りだったのかなと思います。

それだけに、あの記事は残念ですね。惜しかった。

4着のタンタアレグリアにはビックリしましたが、この馬も良く見ると母方にリボーが入っていたり、母自身がリファールのクロスを持っていたりと、このレース向きの性質を備えていたことがわかります。少し勉強不足でしたね。

来年も1着ディープ、ブラックタイド兄弟orステイゴールド産駒、2-3着にトニービンみたいな結果になるのでしょうか?

トニービンの血は過去5年で2着4回、3着3回ですからね。

面白いです。

中央競馬場のダート コースデータ

中央競馬場のダート コースデータ

競馬場名 直線距離 直線の坂 右回り 左回り 一周距離 高低差 幅員
東京 501.6m 急坂   1,899m 2.5m 25m
中山 308m 急坂   1,493m 4.5m 20~25m
京都 329.1m 平坦   1,607.6m 3.0m 25m
阪神 352.7m 有り   1,517.6m 1.6m 22~25m
中京 410.7m 急坂   1,530m 3.4m 25m
新潟 353.9m 平坦   1,472.5m 0.6m 20m
小倉 291.3m 平坦   1,445.4m 2.9m 24m
福島 295.7m ヤヤ上り   1,444.6m 2.1m 20~25m
札幌 264.3m 平坦   1,487m 0.9m 20m
函館 260.3m ヤヤ下り   1,475.8m 3.5m 20m

 

競馬場名 コースの特徴
東京 向正面から少し下って3角から4角までは平坦。直線急坂。
中山 向正面からなだらかな下り坂がずっと続いて最後だけ急坂。
京都 向正面に上り坂があり、その後3角から4角にかけて一気に下る。直線は平坦。
阪神 向正面からラスト200mまでずっとなだらかに下って最後だけ僅かに上る。
中京 向正面からずっと下って最後急坂
新潟 ずっとほぼ平坦
小倉 残り1000mの地点からなだらかに下る。直線はほぼ平坦。
福島 残り1100mの地点から緩やかな上り坂が続き、直線の入り口でやや下りまた上る。
札幌 ずっと平坦
函館 向正面からずっと坂で最後やや下る

芝スタート

東京D1600m

中山D1200m

京都D1400m

阪神D1400m、2000m

中京D1400m

新潟D1200m

福島D1150m

施行コース

東京 1300、1400、1600、2100、2400

中山 1200、1800、2400

京都 1200、1400、1800、1900

阪神 1200、1400、1800、2000

中京 1200、1400、1800、1900、2500

新潟 1200、1800

小倉 1000、1700、2400

福島 1000、1150、1700、2400

札幌 1000、1700、2400

函館 1000、1700、2400